もともと大の猫好きで、相島のことを知ってからずっと気になっていた相島。
ただ、50代になってからは
「たくさん歩けるかな」
「体力がもつかな」
と、行く前に少し不安になることも増えました。
相島は“猫の島”として有名ですが、実際にひとりで歩いてみると、
思った以上に歩く距離があったり、猫に夢中になりすぎて疲れてしまったり。
それでも、無理をしない回り方を意識すれば、体力に自信がなくても十分楽しめる島だと感じました。
この記事では、猫好きの50代女性が相島にひとりで行って実際に気をつけた
「体力・歩き方・休み方」
を、写真と一緒に正直にまとめています。
「行ってみたいけど少し不安…」
という方の参考になればうれしいです。
相島は猫天国だけど、歩く距離は意外とある
猫ダンジョンの島、相島。私はそう呼んでます。
猫好きにとってはまさに天国のような場所ですが、観光地としてはウォーキングコースとして知られていて、
結構坂道は舗装されてるようでされてないみたいな道もあるので、歩き慣れてないとしんどいです。島に着いたらしっかりストレッチ体操してウォーキングに挑んでください。これははガチ。

港から猫スポットまでは思ったより歩く
福岡県新宮町にある猫の島、相島は一見、地図上では
「小さな島」
に見えますが、実際に船を降りて歩くと、思った以上にに距離があります。
いつも行き慣れてはいるものの、歴史的スポットより大好きな猫ちゃんを探しに行きがちで、
「今日はここに猫ちゃんがいるかも」
と寄り道を重ねるうちに歩数がどんどん増えてしまう謎のトラップが存在。
さらに海沿いの防波堤や細い路地を抜ける際は一見らゆるやかですが、足元が斜めになっている箇所も結構あるので猫ちゃんに夢中になって歩いているうちに、
「なんか足が重く感じる…気のせいかな」
という事がありました。仮に半日居たとしても、相当歩いているはず(歩数計でカウントなんかしていない)。
猫を見かけたらしゃがむの繰り返しで、無意識のうちにエネルギーを使っていると思います。
私は家に帰って謎の筋肉痛に襲われて大変でした。(普段しないような事をしたからそのせい)
50代になると、体力の消耗は想像以上。
歩き方や休み方と同じくらい、
「何を持って行くか」
も安心につながります。
50代女ひとり日帰り旅行の持ち物は?安心して楽しむための必需品リスト

地図のイラストで見ると、そこまで体力がいらないように思えますがら、思ったより距離があって、
何度か島を歩いている私でも結構キツイ距離かもしれない…
50代なりの無理のない歩き方をしないといけないと思いました。
坂・段差が多くて足にじわじわ来た
・若い頃なら気にならなかった段差
若い頃はそこまで気にならなかった段差、ここ数年の間にしんどく感じるようになりました。
相島を一周するには行く前に自宅周りを軽く散歩したり、寒い時期は自宅でストレッチしてました。
・足裏・ふくらはぎの疲れ・筋肉痛
いきなり運動すると筋肉痛になりますが、すぐに筋肉痛はきません。
忘れた頃にじわじわとやってきます。いきなりたくさん歩いたので
筋肉がびっくりしているだけかなとは思うんですが…
「なんか足がだる重い」
と感じても、それはそれでしかたない。
時間が少しかかりますが気づいたらだる重さが引いていくので安心してください。
50代ってそんなもんです

猫に夢中になりすぎると、体力を消耗する
楽しいけど、体力的には油断できませんでした。
季節を問わず、水分補給は必須です。
知らないうちに口の中がカラカラなんて事も珍しくはないので…
相島の猫は人慣れしてる子が多いので、こちらがしゃがむと自然に寄って来ることが多いです(例外あり)。
夢中で猫ちゃんを追いかけていると、気づけば結構な時間、同じ体勢を続けがち。
立ったりじゃがんだり、普段以上に動きが多くなるので、思った以上に疲労感が出ます。
さらに猫が移動すると
「おっ」
と、条件反射追いかけてしまい、小走り→急停止→じゃがむの繰り返し。
自分が思った以上の運動量で、体力の目減りスピードは予想以上でした。
別の相島の記事でも書いてますが、自販機は数えるほどしかないため、
水分補給を後回しにすると脱水気味になり、気づくとヘロヘロになってるなんて事もあります。
できれば相島に行く前に水分を買っておいた方がいいかなと思います。
私は夢中になるとついつい水分補給忘れてて、
「ペットボトルの中身があまり減ってない…やばい。」
なんて事もしょっちゅうだったので、意識して楽しい猫散歩できるように水分補給してました。
脱水ってあまり自覚症状ないんですよね。
立ったりしゃがんだりが思った以上に多い
地味な運動の積み重ねは地味にキツい…。
猫の目線に合わせて写真を撮るとなると、必然的に腰を落とす体制になりがちです。
「ちょっとしゃがむ」
状態も回数を重ねると多分スクワット体制になってるのか、立ち上がると
「うおっ」
てなります。
知らず知らずに膝や太ももを酷使してたのかも。
私は何年か前、それこそ朝から来て船の最終便まで相島に滞在して
史跡探索や猫ちゃんをスマホカメラで撮影したり楽しんだのですが
それから2日後くらいに筋肉痛がやってきて、しばらく
「アイタタタ…」
みたいな感じでした。
思ったより地味な運動が多いので、立ち上がった時に軽く屈伸する習慣を取り入れています。
そうすると痛みも少し和らぐ気がします。

可愛さに引っ張られて歩きすぎた話
「あっ!あの塀の上にも猫ちゃんが!」
と視界に入るたび、気づけばコース外の道へ吸い寄せられる——それが相島マジック。
猫ちゃんのいるエリアは意外と広いので、ついつい遠くまで足を伸ばしがち。
夢中になって途中で休憩を取らずに歩き続けたりもザラなので、
最初の頃は、船の時間ギリギリで港へ戻るなんてこともあるあるでした。
船の便を1本逃すと次の便まで結構間が空きます。
それからは船に乗船する時間にも余裕を持たせておいて、港近辺で帰りの船を
待ちながら猫ちゃんを撮影したり海をながめたり。
時間に余裕持たせてまったり。
これが50代のひとり猫旅を満喫するカギかもしれません。
相島が気になっている方は、ひとりで行ったときの雰囲気や注意点をこちらにまとめています。
【猫の島 福岡】相島はひとり旅でも安心。20分で行ける癒しの猫スポット完全ガイド
50代ひとり旅で実際に助かった「休み方」
途中でへたれてもいいように予防線を張っておく。
相島では大きく時間にゆとりを持たせて
スマホのタイマーをセットしました。
猫ちゃんに夢中になってしまい、ついつい休む事を忘れてしまいがちなので
今では普段の生活でもタイマーは使っています。
海を望む東屋や港沿いのベンチがいくつもあり、地元の方もよく腰掛けています。
猫の写真を撮っていると夢中になってしまい
「まだ疲れていないかも」
と思ってしまうのですが、あとからどっと来るのが50代の正直なところでした。
なので、疲れを感じる前に立ち止まることを意識。
少し歩いたら腰掛ける、景色を眺めながら一息つく。
それだけで体力の落ち込みがかなり違いました。
あらかじめ休めそうな場所を頭に入れておくと、
「次はあそこで休もう」
と目標ができて、気持ちにも余裕が生まれます。
私が実際に寄った休憩スポットを、おすすめの目安時間と一緒にまとめました。
⬇️
| 休憩ポイント | 特徴 | おすすめ滞在時間 |
| 港待合室 | 日陰・トイレ併設 | 10〜15分 |
| 弁天橋近くの東屋 | 海風が涼しい | 15〜20分 |
| 石塁前ベンチ | 猫が寄ってくる | 5〜10分 |
休みながらゆっくり歩くといろんな五感が研ぎ澄まされる。
坂道は地味に足にくる。
坂道は結構しんどいので、ゆっくりと。
ゆっくり歩いていると潮風の匂いや鳥の鳴き声、ザザーッという海と風の音が聞こえてきます。
普段の騒がしい日常では決して味わえないとても贅沢な時間、それが相島ひとり時間です。
船の時間も2本ぐらい後に乗るつもりで
「せっかく来たし、まったりのんびり歩こうか」
くらいの気持ちでいると、少しづつ心がゆるんできます。
春先の相島は見どころ多い気がします。

四季を通じて景色を楽しめる島。
相島は九州オルレに選ばれていて、知る人ぞ知るトレッキングコースです。
最初は自分の好きな季節に島に来て、そこから少しづつお気に入りの場所を見つけるのも、相島の楽しみです。
「こんな素敵な場所があるんだ」
という新たな発見もありますよ。

早めに休むと気持ちも楽だった
「あ、まずいな」
と思ったら、無理せず腰をおろす。
そうすると休憩後の回復が早く、安心感があるので心に余裕が出ます。
特に船の便の時間が迫ってくると、どんなに猫が可愛くても焦りが勝ってしまいます。
私は実際よりも早く
「行動終了タイム」
をとるようにしました。
出航10分前に船に乗らないといけないので、だいたい30分前には港付近にいるように。
そのおかげもあってか、追加でまた港にいる猫ちゃんの写真もとることができました。

ひとりだからこそ自分のペースで休めた
誰かと一緒にいると、気を遣ったり
「もう少し頑張ろう」
と無意識に歩調を合わせがちですが、ひとり旅なので、そんな遠慮はいりません。
たまに海近くのコンクリートにベタ座りするのですが、その光景を見た猫が膝に乗ってくる
うれしいハプニングもあり、結果的に最高の癒やしタイムになりました。
自分のペースを守ることは、安全面でも精神面でも大切なセルフケアだと思いました。
猫好きにとって猫にまみれるのは最高の癒し。幸せホルモンも多分すごく出てるはず…

猫の島 相島ならではのメリット・デメリット
行く場所と自分との相性って、すごく大事。
猫の島 相島ならではのメリット
・猫ちゃんとの自由なふれあい: 島のあちこちにいる猫ちゃんたちを、人目を気にせずのんびり観察・撮影できます。
・自分のペースで散策: 観光客が少ない時間帯や場所を選び、時間に追われずに島内をゆっくり巡れます。
・歴史と自然の探訪: 国指定史跡「相島積石塚群」やめがね岩」など、見どころをじっくり楽しめます。
・手軽な離島体験: フェリーで約20分とアクセスが良く、日帰りでも十分満喫、普段味わえない開放感が魅力です。

相島にある丸山食堂のお刺身定食。
新鮮なお魚を使った刺身定食が人気です。
そのほかにも和メニューが豊富で、
お昼時は観光客と地元の人でごった返してるというのも珍しくない…
私は混雑を避けて開店直後にお店に行ってました。
一方、デメリットは?
・施設の少なさ: 飲食店が本当に少なくて、個人経営がほとんどなので空いていないことも多いです(実体験)。
船に乗る前に軽食や飲み物をコンビニなどで買っておいた方がいいです(外国人観光客もこれにはさすがに慌てていた)。
・天候の影響: 渡船は天候(特に台風や強風時)に左右され、欠航することがあります。島内は風が強い日も結構あるので注意。
日陰の少なさ: 夏場は結構日差しが強いです。日焼け対策、熱中症対策(特にここ)はマストです
費用の目安(交通費・飲食代)と相島までの船の時間
事前に交通系ICカードにチャージしておくと楽チン
ざっくりですが、福岡市内から相島まで往復約3,000円くらい、それに食事代(コンビニ購入など)
を含めると8,000円くらいの予算で楽しめると思います。
最新の渡船の運航状況は、新宮町町営渡船サイトで確認できます。
相島までの乗船料金は片道480円(2026年現在)
片道約20分で相島に到着します。
猫好き50代が相島で無理しないための3つのコツ
帰る頃には結構しんどかったりする。
体力温存と猫との触れ合いを両立させるため、私がいろいろ考えてやった対策は下の3つ。
「装備(両手が使えて汚れてもいい格好、歩きやすい格好)」
「優先順位(今回は史跡メインとかレンタルサイクル利用するとか前もってプランを決めておく)」。
「時間管理(帰りの船の時間から逆算しておおまかにスケジュールを組む)」
どれもシンプルですが、このシンプルさだからこそ
「めんどくさいなぁ」
と思わなくて済むし、なにより帰宅後に翌日仕事へ行く気力の残ってたのでこれは本当に助かりました。
スニーカー必須、靴は本当に大事
島内の道はアスファルトと石畳が混在し、段差も多いため、クッション性の高いスニーカーが最適です。
遠出しないで近辺の探索だけならサンダルでもいいんですが、ガッツリ歩きの時は絶対スニーカー。
100円ショップでクッション性のあるインソールが売っているのでそれを買ってスニーカーに入れて相島に行ったのですが、歩く時とても快適でした。
相島に行くのが向いてる人/向いていない人
こんな人には向いてます。
- 猫が好き(島のあちこちにいます)
- ひとりで静かに歩きたい(猫ちゃんもいいけど海や山の景色も最高)
- 写真をゆっくり撮りたい(思っていた以上にたくさん撮れる)
こんな人は正直、向かないかも。
- とにかく猫と触れ合いたい(猫ちゃんと程よい距離感を保つのはとても大事)
- 混雑が苦手すぎる(港付近は外国人観光客多め)
楽しく相島で過ごすための注意点
いつ来ても楽しく過ごすために必要な事。
猫との触れ合いに関する注意点
✅餌やり・食べ物の提供禁止
猫のエサ以外は絶対にダメです。
✅無理に触らない・追いかけない
猫ちゃんとは適度に距離を保ってください。
✅マタタビの持ち込み禁止
猫ちゃんの健康のために絶対与えてはいけません。
島の生活・環境に関する注意点
✅ゴミは必ず持ち帰る
美しい自然と猫の環境を守るため、各自で持ち帰りましょう。
✅立ち入り禁止区域に入らない
住宅地や私有地への無断侵入は厳禁です。漁港やフェリー乗り場での釣りも禁止されています。
✅静かに過ごす
島内は住宅が密集しているため、大きな声で騒がないように。

マナーを守って楽しい時間を過ごそうね♪
まとめ|写真と心の中に思い出を貯める。
心の中の猫フォルダーの中もいっぱいにする。
SNS映えを意識すると、どうしても低姿勢や連写に夢中になりがちです。
でも、最終的に思い出に残るのは写真よりも
「猫と一緒に過ごしたり、島の空気を感じる時間」
でした。
無理せず何事もほどほどに。写真撮るのももちろん大事。
でも実際は写真より頭の中の風景の方が綺麗だったりするんですよね。不思議。
50代になってから、こういう小さな旅のほうが心に残るようになりました。



