猫に好かれる人には共通点があります。
それは「静かで、距離感を大事にできる人」です。
相島の待合室で、ふと目に入った光景があります。
何人か人が座っている中で、ある人の膝にだけ、当たり前のように乗っている猫。
同じ場所にいるのに、まったく近づかれない人もいる。
その違いは何なんだろう?と、少し気になりました。
私はどちらかというと、猫に逃げられるタイプ。
だからこそ余計に、
「猫に選ばれる人」が不思議に見えたのかもしれません。
何度か相島に通ううちに、少しずつ見えてきた共通点があります。
今回は、そんな体験をもとに
「猫に好かれる人・避けられる人の違い」を考えてみます。
猫に好かれる人の特徴とは?

いつものように相島に行って散策している時のこと。
観光客が5〜6人ほど集まる中、一人の男性の足元だけに、
猫がワラワラと集まってきた。
その人は特別なことをしているわけではありませんでした。
手にはおやつも持っていない。
ただ、ゆっくりとしゃがんで、穏やかな顔で猫たちを見ていた。
ただそれだけなのに、猫たちにモテモテ。
「なんでだろう?」
なかなか不思議な光景。
一緒に来ていた女性は猫に向かって手を伸ばし
「こっちおいで〜!」
と声をかけていましたが、
猫は目線をチラッと送ってスタスタどこかに移動していました。
まさに塩対応。
女性は、乱暴な言動をしているわけでもない。ただ、明らかに態度が違う。
こういった光景は、相島に毎月通うとたびたび目にする。
猫は自分なりの基準があるようで、
「あ、この人は大丈夫」
「この人はちょっと…うーん。」
そんな感じで判断しているように見えます。
猫は言葉を話さない分、人間の
「雰囲気」や「動き」にとても敏感な生き物。
外敵から身を守りながら生きてきた本能が、
人間を観察する審美眼として今も活きている。
相島の猫たちは毎日たくさんの観光客と接しているからこそ、
その能力は他の猫に比べるとちょっと高めかもしれない。
相島の猫はなぜ人の膝に乗る?待合室で見た不思議な光景
なぜ猫は人を選ぶのか?

① 動きがゆっくりで静か
猫にとって、素早い動き、大きい動き、大声は「危険」のシグナル。
反対に、ゆっくりした動きは猫に「この人は大丈夫」という安心感を与えます。
相島で観察していると、猫に好かれる人は意識していないかもしれませんが、
猫の前でゆっくりめな動作の人が多いのに気づきます。
② 目をじっと見つめない
猫の世界では、目を見つめ続けることは「挑発」や「威嚇」を意味します。
猫同士でも、視線をそらさず見つめ合ってる時は、その後高確率でバトルになっています。
昔のヤンキーのメンチ切りと似たような感じです。
猫に好かれる人は、猫を「見てるようで見ていない」。
まるで目の前の猫の存在はないかのように振る舞うので、正直ビックリします。
ぼんやり景色を眺めていたり、スマホをいじったりしていると、
いつの間にか猫が隣に座っているパターンをよく見ます。
うらやましいです。
③ 無理に触ろうとしない
猫にとって、自分より大きいものはこわいので、
まずは人差し指や拳を軽く握って猫の鼻先に持ってきて
「匂いを嗅がせる」程度に留めておくのがベター。
向こうから来て、初めて撫でる。
この順序を守れる人が、まさに
「猫に選ばれし人間」だと思います。
④ しゃがんで目線を合わせる
猫に好かれる人は、自然としゃがんだり、地面に近い姿勢をとったりすることが多い。
相島で観察しても、猫がよく近づく人は低い姿勢を取ってるのを見かける。
ベンチに腰を下ろして猫と同じ高さになっていたり、地べたに座ってのんびりしていたり。
⑤ 匂いや雰囲気が落ち着いている
これは猫の個体差や匂いの好みがあるのでこれ!という答えはないけれど、
猫は嗅覚がとても優れていて、
人間の感情によって変化する体臭や発汗にも敏感だと言われています。
私がたまに目にするのは、男性の服の匂いを嗅いで、
「よっこいしょ」みたいな感じでお膝に座るところです。
男性には猫にとって落ち着く匂いが漂ってるのかもしれません。
猫に嫌われる人のNG行動

追いかける
猫が「まだ警戒している段階」なのに、
いきなり頭をなでようとすると、猫は瞬時にその場を離れる。
私もやってしまいがちなので気持ちはものすごくわかる。
でも、猫には猫のペースがある。
大きな声・急な動き
「かわいいー!」という声も、猫にはかなりの騒音。
特に高い声は猫の警戒心を高める。
猫は子供が苦手という説も「高い声」が含まれているからかもしれません。
これ、私もテンション高いとやりがちなので気をつけないといけない…
実は“誰にでも乗る猫”もいる(例外の話)

正直に言うと、相島には
誰にでもついてくる距離感のバグった例外の子もたまにいます。
観光客が来るたびにどんどん近づいていき、
見知らぬ人の膝の上にも平気で乗る。
急に触られても結構平気。
島で生まれ育ち、毎日大勢の観光客に囲まれ、地域猫として守られて。
だからこその警戒心の低さなのでしょう。
相島の猫と仲良くなるコツ(体験ベース)
🐈⬛ 無理に触ろうとしない
🐈⬛ 向こうから来るのを待つ
🐈⬛ 距離感を大事にする
猫に好かれている人のマネをする!
地味に大変ですが、ある意味極意だと思います。
まとめ|猫に好かれるためにできること
猫に好かれる人は、特別な才能を持っているわけじゃない。
ただ、猫のペースを尊重して、猫が安心できる振る舞いをしているだけです。
相島に毎月通ううちにわかったのは、
「猫の側に自分を合わせていく」ということ。
自然に寄り添うことで、少しずつ信頼関係も生まれていきます。
今回ご紹介したポイントをまとめると、
- 動きはゆっくり、静かにする
- 目をじっと見つめない
- 無理に触ろうとしない
- できるだけ低い姿勢をとる
- 落ち着いた雰囲気で接する
この5つをほんの少し意識するだけで、猫の反応は変わってきます。
とくに“落ち着いた雰囲気”は猫に伝わりやすく、
ふとした瞬間に距離が縮まることもあります。
猫に好かれるかどうかは、テクニックよりも「距離感」なのかもしれません。


